困ったこと

うつ病の貴方が休職するために必要なこと

この記事に書いてあること
 ・うつ病と診断されてから休職するまでの手続きについて

 
こんばんは、一夜です。

前回は「うつ病は身近な病気、仕事が前より上手くこなせない場合は休もう。」
という話を書きましたが、一日や二日の休みで治る病気ではありません。

 
しかし、社会人となるとそんなに大きな休みは中々取れませんよね。

 
そこで今回は、うつ病を治す時間を作るための「休職手続き」に
ついて、私が実際に行った手続きなどを書いていこうと思います。

 

休職までの手続きについて。

 

1.業務規則を読んで、必要書類をメモしておこう。

 
まず最初に、現在働いている会社の業務規則の中で、
「休職」に関するページを読みます。

ページに書いてある「必要書類」や、「休職期間がどれくらいか」
などをメモしておきましょう。

特に、スムーズに手続きを済ませるために「必要書類」は
重要な情報です。
 

2.精神科に行き、診断書を貰おう。

 
次に、精神科を受診して診断書を発行して貰いましょう。

予約が中々取れないといった話も聞きますので、
早めに予約の電話などは済ませておくと良いです。

 
「有給が中々通らなくて、土日しか空いている時間が無い…」
という方は、こちらのサイトで検索をしてみてください。
リンク:病院なび(外部サイトが開きます)

 
診察を受けるときは、

「実は甘えているんじゃないか」
「疲れているけどまだやれるかもしれない」

という責任感は一旦横において、「自分がどのような状態か」
と包み隠さずキッチリと伝えましょう。

 
お医者さんとの相性にはなってしまいますが、
「休みたい時期」や「どのくらい休みたいか」などの
希望を述べることも出来ます。

 
診断書をもらう時にはお金が発生するので、診察代より
多めにお金を持っていきましょう。

診断書の価格は病院によって違いますが、
簡易的な書式であれば大体 2,300~3,000円程度です。

 

3.傷病手当申請書を書こう。

 
うつ病に限らず、「怪我や病気が理由で長期間出勤することができない」
時には、基本給の2/3を「傷病手当金」として受け取ることができます。

 
この手当金を申請する時必要な情報は、名前や連絡先、
手当金の入金をしてもらう口座、マイナンバーの他に
「診察してくれたお医者さんが書く情報」もあります。

 
お医者さんが実際に書くのは療養から復調できた頃ですが、
ごくまれに書いてくれないお医者さんがいるとのことですので、
最初の診察を受ける時に相談しておきましょう。

 

申請書が受理されないと傷病手当金が受け取れなくなるため、
分からないことがあったら会社の総務さんにしっかり聞きましょう。

 

4.心身を休ませよう。

 
休職申請が通ったら、しっかり羽を伸ばして休みましょう!

 
「こうやって休んでる間にもみんなは働いているんだよな…」

 
と考えず、自分のしたいことをしながら過ごしましょう。
可能であれば太陽の下を散歩したり、金銭的に余裕があれば
買い物や旅行に出かけるのもいいと思います。

 
ただし、会社によっては「療養している証拠」を
提出してほしいと言われる場合があるので、週に1度は精神科に
通って診察を受け、領収書を取っておきましょう。

 
また、休職中にバイトなど給与が発生することをしてはいけません。
傷病手当金は一定期間給与が発生しない場合のみ受け取ることができるからです。

この期間に転職を考える場合は、目処を付ける程度にしておきましょう。

 

しっかり休んで「やりたいこと」を出来るようにしよう。

 
今回は休職をするまでの手続きについて書かせて頂きました。

いざ休職を取ろうと思っても、実際にどんな手続きがあるか分からないと
行動に移すことが難しくなると思います。

この記事が「休みたい」という気持ちを少しでも
後押しできたらとても嬉しいです。

 
今回書いた内容で詳しく聞きたいことなどありましたら、
コメントで教えてくださいね。

 
それでは、また。