考えたこと

苦手な人の中に「自分」がいる。

 

こんばんは、一夜です。

突然ですが、ドラマやアニメ、小説などで
「どうしても好きになれないキャラクター」って
いますよね。

今回は、嫌いなキャラクターから分かる
「自分のもう一つの側面」について、
書いていこうと思います。

 

苦手なキャラクター。どこが苦手?

 

様々な創作物を見ていると必ず出てくる、
「自分がどうしても好きになれないキャラクター」

その「好きになれないキャラクター」、頭に置いて
おくのも嫌なので、どこが嫌いかまでは
考えませんよね。

 

しかしいざ考えてみると、案外理由が出てくるもの。

 

私も好きになれないキャラクターの「理由」を考えてみましたが…

 

・「ありがとう」や「挨拶」がサラッと言えない
・気が利かない
・大事なところでいつもミスをする
横柄な態度を取っているのに責められない
・自己中心的な振る舞いをして、周りを困惑させる

 

すぐに思いつく理由だけでも、5個思い浮かびました。

 

心理学者が語る「嫌いな人」の理論

 

先に上げた嫌いな理由は、「自分が意識して直した欠点」
「自分がまだ直せていない欠点」であることがほとんどです。

 

心理学者のユングは、

「自分が無意識に気づいている欠点を、
他の人の行動などに見出して、その人を批判してしまう

ということに気づき、この心の働きに
シャドウ(影)」と名前をつけました。

 

嫌いなキャラクターを見ていると
嫌な気分になるのは、まさに「シャドウ」
だと言えるでしょう。

 

診断サイトの落とし穴

 

前回、MBTI診断はかなり正確な診断だ、という記事を
書きましたが、どんな診断でも欠点があります。

 

その欠点とは、

「自分の知っている自分しか診断できない」

ということです。

 

診断を受ける時に、
「いつもどおりの自分だったらどうするか」
という発想で回答をしますよね。

その時、自分が無意識にやっている行動
パっと思いつきません。

 

しかし、無意識にやっている行動を探りながら
回答すると、「いつもどおりの自分」からは
かけ離れた回答
になってしまいます。

 

その点、この方法で見つけた自分の
「欠点」は、無意識で考えていることなので、
間違いなく自分の一側面として考えられます。

 

自己成長したい人におすすめの方法です。

 

今回は「嫌いなキャラクター」から
自分の欠点を見つける方法について書きました。

 

この自分の嫌いなところを見つめる方法は、
うつ病など、「自分に自信が持てない時」に
行うと、自分の嫌なところしか見えなくなってしまいます。

なので、かならず療養をほとんど終えた時や、
自信をしっかり持てた状態でやるようにしてくださいね。

 

それでは、また。