考えたこと

片付けをすることによって得られる精神的なメリット

 

こんばんは、一夜です。

 

いよいよ師走も大詰め、すす払いの
ニュースが聞こえる時期ですね。

 

この時期にやることといえば、
お正月の準備に向けての買い出しや、
家の大掃除をすぐに思い浮かべます。

 

今日は、そんな「大掃除」に関係する、

  • 片付けをすると得られる精神的なメリット
  • 片付けをするのが少しだけ楽になる考え方

について、書いていこうと思います。

 

片付けると作業効率が上がる?

 

会社のデスクが散らかってしまう時に言われるのが、

 

「デスク上をきれいにすると仕事がはかどりますよ

 

というセリフ。

 

でも片付けるとどうして仕事が捗るのかまで
説明してくれる人はなかなかいませんよね。

この、デスクの散らかり具合と関係してくるのが
「人はマルチタスクをすることはできない」
という話です。

 

電話をしながらメールを書く、という仕事をする時には
電話で必要な情報を処理する分野とメールを書くのに
必要な分野を同時に使っているわけではありません

 

高速でそれぞれの分野を使い分けながら、
「同時にこなしているような気分になっている
のです。

 

そのため、マルチタスクをこなせばこなすほどに
脳は疲れてしまいます。

 

そして片付けていないデスク上には、数多くの情報がひしめいています。

 

この書類、もうすぐ期限だ。そろそろ仕上げないと。」
「勉強用の積み本増えてきたなー、家に帰って読んだほうがいいよね…
ソシャゲのイベント、期限近いなぁ…休憩で何周走れるだろう?」
「あ!この書類コピーしてって言われてたんだ、早めにコピーしなきゃ
「さっき電話がかかってきたから取ったメモ、課長にいつ渡せるだろう?

 

モノが置いてあれば置いてあるほど、そこから
引き出される情報は増えていきます。

 

増えた情報を処理する分野がわずかでも
違えば、情報の洪水になって脳はとても
疲れてしまいます。

 

もしもあなたが「仕事ができない人」と
自分を評価しているときは、デスクをきれいに
すると仕事をしやすくなるかもしれません。

 

そんなこと言ったって片付ける気力すら沸かないんだ!

 

心中お察しします。
何を隠そう私も片付けられない人でしたから。

 

私が片付けに踏み切れなかったのは、

 

1.最初から全部片付けようとしていた
2.片付けを始められる程度の気力すらなかった

 

からでした。

 

1.最初から全部片付けようとしていた

 

片付けをする時、どこまで想像していますか?

 

私が片付けられないときは、

 

「この部屋にあるゴミを全部出して、いるモノと
いらないモノに選別して…窓も拭かなきゃいけないな。

今はいらなくなったモノのうち、お金に換金できる
モノはあるかなぁ…なんか考えただけで面倒に
なってきた…もっと時間のある時にしよう。

 

と、やることを考えすぎて後回しにしていました。

その結果、情報過多でやる気を削がれ…

 

2.エネルギー不足で何もしたくなくなった。

 

「なんだかんだ言って、この配置は機能的なんだよね。
必要なモノはすぐ取れる所に集約してるし。片付ける
必要なんてそもそもなかったんだ!

と、軽い自己洗脳をしてしまいました。

 

こうなると、片付けをするための計画すら
考えなくなって
しまいます。

 

片付けられる考え方は?

 

上記2つを一気に跳ね除けられるのが、
「一箇所だけ片付けよう」という考え方です。

 

机の上、本棚の一部分、扉の前、ベッドの下。
仕事場であれば、デスク上や引き出し一個分など。

 

どこでも構いません、「たった一箇所だけ」
片付けるという制約を設けましょう。

そして一箇所だけでも片付けてしまえば、
完璧主義のあなたは猛然と掃除ができるでしょう。

 

この、「たった一箇所だけやる」という
考え方は、応用すると「なかなか出来ない事」
をこなすきっかけづくりが簡単になりますよ。

 

また、捨てる時に「もったいない!」と
感じてなかなか捨てられない場合は、
「とりあえず箱」を作ってそこに入れていきましょう。

 

「とりあえず箱」に入れるのがイヤなモノや、
入れてもすぐに取り出してしまうモノ以外は
捨ててしまっても問題ありません。

 

(もちろん、特別な思い入れがあれば話は別です。)

 

さらに、部屋にゴミを溜めない方法として
「大きなゴミ箱を部屋に置く」というのも
有効です。

人は「面倒なこと」はやりたがりません。
ここで言う「面倒なこと」は掃き掃除や
ゴミ捨ての他に、ゴミ袋を変える事も含まれます。

 

なので、大きなダンボールに業務用の
ゴミ袋を被せ、大容量のゴミ箱を作って

「すぐにゴミ箱がいっぱいにならない環境」

を築くだけでも、部屋がスッキリしますよ。

燃えるゴミの他、ペットボトルを捨てる
ゴミ箱
も作っておくと更に片付けが捗ります。

 

今年の片付け、今年のうちに。

今回は部屋の片付けについてあれこれと書きました。

 

重い腰を上げて掃除をしたあと、スッキリした
部屋で新年を迎えると、なんだかいいスタートを
切れそうです。

 

さて、私も残った作業を片付けに戻らなくては…。

それでは、また。