考えたこと

「話を聞いてほしい時」はどんな時?

こんばんは、一夜です。

 

皆さんの周りには、「おしゃべりな人」
いらっしゃるでしょうか。

私の父が一度喋りだすとなかなか止まらない、
「喋る側の人間」なんです。

 

今回は、「人が話を聞いてほしいときは
どんな時なのか」について、考えていこうと思います。

 

おしゃべりな人、どうして止まらないんだろう。

 

井戸端会議や昼休憩中に多く見かける、
「聞いていないのに延々と喋り続ける人」

彼らはどうして、話し続けているのでしょうか?

 

この鍵を解くヒントは、
「ちょっかいかけたがり男子」にありました。

 

性格にもよりますが、基本的に人がちょっかいを
掛けるのは「自分に注目してほしい、自分を知って
ほしい」時です。

人は、「自分がここにいていいんだ」ということや、
「自分には価値がある」ということを、他者と交流
することで確認
します。

 

この確認作業で納得が出来ていればよいのですが、
納得が出来ない場合は「もっと多くの確認作業」を行います。

 

その結果、「自分の事を延々と喋る、底の浅い話しか出来ない人」
として、認知されてしまうのです。

 

確認作業、減らすには?

 

では、確認作業を少なくして、「聞いてもらいたがり」
から一皮剥けるには、どうしたら良いのでしょうか。

 

最初のステップは、「自分を褒めること」です。

自分を褒めることによって、「必死にならずとも
自分は受け入れてもらえる」と考えやすくなります。

その結果、焦るように自分の”すごい所”を
言い続けなくても良い状態が作れます。

 

次のステップは、「相手を認めること」です。

最初のステップで「自分を褒めること」が出来る
ようになると、「自分は出来てるのに、他の人は
出来ていない」所が目に付きやすくなります

 

そうすると「君たちより偉いんだ!」と言わんばかりに
自慢話に一層力がこもってしまいます。

 

そこで対策として、

「自分と同じくらい相手もスゴイのだ

と考えていきましょう。

 

 

最後のステップは「相手の問いに答える余裕を持つ」です。

 

自分と相手、双方にスゴイ所があると考えている
貴方なら、自分のことだけ考えることをせず、
相手の”間”をある程度許容できる状態になって
いるでしょう。

 

相手が自分の言葉に直すのを待つことが
出来ると、今まで以上に深い話やいいアイデアが
やり取りできるようになります。

 

いいバランスは自分の心持ちから。

 

今回は、「自分の話ばかりするのはどうしてか」
という問いに対して「自分を認められていないからだ」
という考えの元、思考実験しながら筆を取りました。

 

私自身も、まだ沢山の「確認作業」を
必要とする身です。

頭で分かっていてもそれを行動に移せるように
なるにはラグがあるものですね…精進せねば。

 

それでは、また。