考えたこと

「失敗できない相談」を聞く3つのコツ

 

こんばんは、一夜です。


夏といえば夏休みやお盆休みといった、みんなでワイワイと
集まる機会が多い時期ですね。みんなで集まると、謎の
「相談大会」になることって以外に多いように感じます。

 

今回は、そんな時期ならでは(?)の話として、

  • 話を聞いてるだけで疲れちゃう…
  • もっと頼られる相談者になりたい!
  • 人の悩みをうまく聞けるようになりたい…


といったお悩みを持つあなたにお伝えしたい、人の相談に乗る
ときに気をつける3つのポイント
について書いていきます。


この3つのポイントは、私が実際に相談に乗るときに
気をつけていることでもあるので、臨床実験は済んでます(笑)

 

 

1.相手より先に「答え」を出さない。


相手より先に「答え」となりそうな事を言ってしまうと、
相手から尊敬や感謝の念をたくさんもらえます。

しかしその人の「考える力」を奪ってしまうことになります。

 

ピンときやすい例といえば、「過保護な親状態」でしょうか。

良かれと思って「その子のためになること」を先んじて
教え続けるあまり、子供(相談相手)自身は自分の意志で
決めることが難しくなってしまいます。

 


結果として相談相手は「依存体質」になり、考えることの
できなくなってしまった相手は何でもかんでもあなたに
頼ってくるようになってしまいます。

 

 

なので、相談を受けている間も「相手がどうしたいか」を
必ず確認する
内容の質問をして、その人なりの「答え」を
見つけるお手伝いを全力でしていきましょう。

 

2.必要以上に言葉を尖らせない


「何を今更…」と思う方もいるかもしれませんね。
しかし、これはとても大事なことなのです。

 


詳しくは後述しますが、前提として相談相手とあなたは別人です。
別人ということは、出来ることや悩むことも全く違う可能性があります。

あなたが出来ることで、相談相手は悩みます。
あなたがつまづかないところで、相談相手はつまづいています。

 


それ以上に、悩みを抱えている人に「こんな事もできないなんて」と
うっかり口を滑らせたなら、信頼度は一気にガタ落ちです。


指導者ではなく相談者として信頼されたいのであれば、
必要以上に辛い言葉を並べるのはやめましょう。


(もちろん辛い言葉が必要なときもあります。
甘えん坊には適宜、その人のやりたいことを思い出させましょう。)

 

3.「対岸の火事」として相談に乗る。


これは現役のカウンセラーも使っているテクニックです。

 

「対岸の火事」として相談を聞かないと、脳は自分の事だ!と
勘違いして
たくさんたくさん考えます。

 

そうすると、「自分だったら出来る解決方法」を取らない相手に
対して怒りの感情が出てきてしまったり、相談してきた相手以上に
悲しんだり疲れてしまいます。

 


相談相手が「悲劇のヒロイン」タイプでない限り、自分が相談した
ことによって疲れたり凹んだりするあなたを見たいとは思わないでしょう。

 

 

相談を受け続けられる優しいあなたでいるために、
相手との距離をうまく作るようにしましょう。

さいごに


今回は、
「カウンセラーのような相談者になるためのテクニック」
についてあれこれ書いてみました。


この記事に書いた方法は、私が相談を受けるときに必ず気に
かけているポイントです。あなたの相談に乗るスキルが
ワンランクアップするのは間違いありません!

 



「こんな相談受けたんだけど、どういう風に言えば良かったんだろう…」
という相談内容がありましたら、コメントいただけると嬉しいです。

それでは、また。